研究課題/領域番号 |
18H01337
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18010:材料力学および機械材料関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
多田 直哉 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (70243053)
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研究分担者 |
上森 武 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (70335701)
坂本 惇司 岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (50752052)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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キーワード | 弾性不均一変形 / 塑性不均一変形 / 表面高度分布 / 多結晶金属材料 / 表面あれ |
研究成果の概要 |
本研究では,多結晶純チタンの平板試験片および薄膜試験片の引張試験を実施し,弾性条件下における微視的不均一変形とその後の塑性条件下における不均一変形について検討した.特に内部結晶粒の影響が少ない薄膜試験片の変形に着目して検討を行った.その結果,結晶粒中心部の高度変化と粒界近傍の高度変化が強く関連していること,弾性変形下と塑性変形下において表面と裏面の高度分布の相関に変化が生じること,切欠き周辺のすべり線の発生はすべり活動度で予測できること等を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では純チタンの微視的不均一変形を変形初期に相当する弾性状態から塑性状態まで詳細に観察・測定し,弾性不均一変形と塑性不均一変形の関係等を明らかにした.本材料では,塑性不均一変形が主としてすべりによって生じるが,切欠き材のような応力集中部が存在する場合を含め,すべり線の発生を予測する手法を提案した.すべりの発生予測や弾性不均一変形と塑性不均一変形の関係は,材料の破壊と深く関連するため,各種構造材料の破壊防止に有用であると考える.
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