研究課題/領域番号 |
18H01380
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19020:熱工学関連
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研究機関 | 九州大学 (2019-2020) 横浜国立大学 (2018) |
研究代表者 |
森 昌司 九州大学, 工学研究院, 教授 (10377088)
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研究分担者 |
高橋 厚史 九州大学, 工学研究院, 教授 (10243924)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 沸騰 / 限界熱流束 / 相変化 / 限界熱流束向上 / ハニカム多孔質体 / ナノ流体 |
研究成果の概要 |
電子機器の高発熱密度化、原子炉事故時の緊急冷却などに対応して、超高熱流束除熱を受動的に実現する冷却技術が切望されている。沸騰冷却の限界は、限界熱流束と呼ばれ、これを超えて熱負荷を増やすと熱機器は破損する。以上の背景下、これまでの研究でナノ流体とハニカム多孔質体の連成により大幅に限界熱流束が向上する結果を得たので、そのメカニズムについて実験的に検討を行った。その結果、ハニカム多孔質体による向上効果に加え,ナノ粒子層によって多孔質体からセルへ液を供給したことによるもの,dry spotの大きさ減少,wickability向上などによることなどが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
冷却の限界が、伝熱面の静的なぬれ性でなく、動的なぬれ性にも強く依存することが、ハニカム多孔質体においても明らかにされたことは、今後さらなる冷却性能を向上させる重要な指針になると考えられる。
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