研究課題/領域番号 |
18H01386
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19020:熱工学関連
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
渡邉 匡人 学習院大学, 理学部, 教授 (40337902)
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研究分担者 |
坪田 雅功 学習院大学, 理学部, 助教 (50626124)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 粘性 / 高温融体 / ガラス化 / 無容器浮遊法 / 液滴振動 / 酸化物 / 粘性率 / 浮遊法 |
研究成果の概要 |
ガスジェット浮遊法で外力を印加して励起した液滴振動から粘性率を求める手法において,共鳴振動数付近での振幅変化から粘性による液滴振動の減衰定数を求める共鳴振動法の確立を目指し研究をおこなった.この結果,ガスジェット浮遊法で浮遊溶融した酸化物融体の粘性率を共鳴振動法で得られることを確認し,その方法を確立できた. また,ガラス化の指標となっているAngellプロットを測定した粘性率の温度変化から作成したところ,測定温度とガラス化温度の比を0.4以下にすることが困難であることがわかった.また,ガラス化するような融体の粘性は0.1mPa・s以下の低粘性に達するのが困難であることも示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高温融体の粘性測定手法の新たな提案をおこない,ガラス化の指標と粘性の関係について考察をおこなった.これはガラス化のメカニズム解明という物質科学に貢献するだけでなく,産業分野で用いられている酸化物や合金製造ブロセスの改良にも大きく貢献する成果である.
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