研究課題/領域番号 |
18H01416
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小笠原 悟司 北海道大学, 情報科学研究院, 特任教授 (40160733)
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研究分担者 |
折川 幸司 北海道大学, 情報科学研究院, 助教 (50781324)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | パワーエレクトロニクス機器 / EMI/EMC / アクティブフィルタリング技術 / インバータ / コモンモード / アクティブコモンノイズキャンセラ(ACC) / パッシブコモンノイズキャンセラ(PCC) / アクティブコモンモードフィルタ(ACF) / EMI / ハイブリッドフィルタ / ACC / ACF |
研究成果の概要 |
本研究においては,今後問題が顕在化するであろう 9 kHz - 150 kHz の低周波帯域ならびに30 MHz 以上の高周波帯域の両方で小型・高性能なノイズ低減を目指して,アクティブフィルタリング技術の研究・開発を行った。開発したノイズ低減法は,スイッチング周波数を含む低周波領域から100 MHz 程度の高周波領域までのすべての周波数領域においてノイズ低減が可能であることを示した。特に,パッシブコモンノイズキャンセラ(PCC)は,スイッチング消波数から 10 MHz 程度までの高周波数範囲で,最大 50 dB 程度のノイズ抑制効果が得られ,しかも適用容量に制限がない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,規制強化が議論されている 9 kHz - 150 kHz の低周波帯域ならびに,SiCやGaNなどの次世代パワー半導体デバイスが普及の際に問題となる 30 MHz 以上の高周波帯域の両方について,高いノイズ抑制効果,汎用性を有するアクティブフィルタリング技術を提示しており,その社会的意義は大きい。また,研究の過程で明らかにされてきたノイズ発生メカニズムは,今後のパワーエレクトロニクス機器のEMI/EMCの研究開発に有益であり,その学術的意義も大きい。
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