研究課題
基盤研究(B)
本研究における電極材料探索によって、ポストリチウムイオン電池として期待されているカルシウムイオン電池の新しい正極材料が数多く見出された。また、それらの特性評価を迅速化させることが可能な手法として、マルチ微小電極を用いた電極材料単一粒子の多数同時測定を可能とする基盤技術を開発した。この技術を更に改良することにより、電極材料の電気化学特性を短期間で評価することが可能となり、電極ないし電池にする際の最適化プロセスを格段に効率化することができる。
本研究で得られた成果によって、太陽光・風力などの再生可能エネルギーを有効利用するためのエネルギーバッファーなどさまざまな分野で利用可能な、高エネルギー密度・高安全・長寿命なポストリチウムイオン電池の研究開発が加速され、将来的に社会・産業界への大きな波及効果が期待できる。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (23件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 備考 (3件)
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