研究課題/領域番号 |
18H01439
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
藤井 威生 電気通信大学, 先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター, 教授 (10327710)
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研究分担者 |
稲毛 契 東京都立産業技術高等専門学校, ものづくり工学科, 准教授 (80759506)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | クラウドセンシング / 無線環境データベース / 周波数共用 |
研究成果の概要 |
本研究開発では、異なる無線システムの端末で発生した事象をもとに空間的な干渉状態把握と、無線伝搬状況の高精度な推定を自システム内で観測可能な情報により行い、異システムが互いに緩やかに連携した高効率周波数共用手法の検討を行った。ここでは、自システム内で観測可能な情報に対して、スパースモデリングおよび連合学習を活用することで、空間的な干渉状態把握と、電波伝搬に大きく依存するスループットの高精度な推定手法を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究開発ではスマートフォンや無線LAN端末といった個人端末で観測可能な自システムの受信信号電力やパケット誤りなどの情報を集約し、複数端末での観測値の相関関係を解析することで無線空間全体の状態を把握する研究であり、場所依存性や環境依存性が大きい無線環境把握の予見性を高め、安定した無線通信を実現するための技術である。将来的には無線LANやBluetoothなど周波数を共用するシステムの通信安定化に寄与するものと考える。
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