研究課題/領域番号 |
18H01441
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
竹内 啓悟 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30549697)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 情報通信工学 / 情報理論 / ランダム行列理論 / 符号化変調 / メッセージ伝播法 / 近似的メッセージ伝播法 / 期待値伝播法 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は2つある。1つ目の成果は、レートレス符号化変調方式の候補としてスパース重ね合わせ符号を検討し、スパース重ね合わせ符号の反復復号法として、期待値伝播法を提案したことである。 もう1つは、研究開始当初に想定外だった成果として、期待値伝播法の性能を理論的に厳密評価する方法を発展させて、既存の近似的メッセージ伝播法と期待値伝播法との利点を兼ね備えた新しいメッセージ伝播法を創出するための枠組みを開拓したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、既存のメッセージ伝播法の利点を兼ね備えたメッセージ伝播法の創出に向けて、メッセージ伝播法の新しい研究対象を切り開いた点にある。この方向の研究は、研究代表者の新規の基盤研究(B)として2025年度までの5年計画で実施する予定である。 本研究の社会的意義は、レートレス符号化変調方式の候補としてスパース重ね合わせ符号を提示した点にある。この方式が完成すれば、伝送速度の制御が自動化され、通信環境に応じた高速・大容量の情報通信を実現できる。
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