研究課題/領域番号 |
18H01457
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
木下 基 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究グループ長 (00415671)
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研究分担者 |
東島 侑矢 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究員 (20805147)
山本 真大 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究員 (20909874)
飯田 仁志 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (40392584)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | 計量標準 / マイクロ波 / ミリ波 / テラヘルツ波 / セシウム原子 / ラビ周波数 / 可視化 / 高周波電力 / セシウム / レーザー / 二重共鳴分光 / 減衰量 / アンテナ / リュードベリ状態 / 二重共鳴 |
研究成果の概要 |
セシウム原子との相互作用を利用した電磁波の量子センサに関する研究を行う。これまでの研究において、セシウム原子のラビ周波数を用いたマイクロ波強度測定を実現し、SIトレーサブルかつ高速で空間分解能も高い電磁波センサを開発してきた。本研究では、具体的には①ゼーマン効果を利用した被測定電磁波の任意周波数化およびミリ波・テラヘルツ波計測に向けた要素技術開発、②多重共鳴に伴うセシウム原子の蛍光を利用した電磁波の可視化技術の開発、③光学走査による自由空間や回路基板上における電磁波の局所的な測定方法の開発に注力する。本研究によって、電磁波強度の量子測定という新しい分野の開拓を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、マイクロ波を中心とした電磁波計測において従来なかった原子を用いた量子センサを開発する。これによって電磁波強度等の精密測定を実現し、高速・高品質な通信技術の発展を支援する。また、電磁波の可視化や局所的な電磁波強度の絶対値測定を実現することで、電子機器の設計開発や品質管理に貢献する。さらに、マイクロ波の新たな測定方法を利用した非破壊検査の進歩によって、建築物や構造物の欠陥、材料や製品の品質管理などへの応用が期待できる。
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