研究課題/領域番号 |
18H01521
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
|
研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
野中 哲也 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20772122)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
|
キーワード | 地震応答シミュレーション / 道路ネットワーク / 高架橋 / DDM / 大規模解析モデル / シェルモデル / 長大橋 / PCクラスタ / 大規模シミュレーション / 地震応答解析 / スーパーコンピュータ / 並列計算アルゴリズム / 大規模モデル / 大規模計算 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
スーパーコンピュータを頂点とした高性能コンピュータ上にて,高架橋が壊れるまで表現できる高精度な解析モデルの構築および計算時間がかかる解析モデルの高速計算方法の開発を行った.これによって,高架橋から構成される広域道路ネットワークの超大規模地震応答シミュレーションを完成させ,設計地震動を超えた地震が発生した場合の道路ネットワークとしての評価が可能となった.さらに,高架橋以外に,これまで実施が不可能であった長大橋の解析まで試みた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市内高速道路は,ほとんどが高架橋であり,地震発生時の緊急輸送路として指定されている場合が多い.十分に耐震設計された高架橋でも,想定を大きく超える地震が発生すると,倒壊することがある.本研究では,高架橋が損傷して倒壊するまでの挙動が表現できる精緻なモデルを構築し,そのモデルがつながった高速道路の地震応答シミュレーションを構築した.今後,発生が危惧されている南海トラフ巨大地震発生時に本シミュレーションを実施すれば,道路ネットワークとして評価が可能となり,地震防災や避難計画立案等に対して有効な情報を提供する.
|