研究課題/領域番号 |
18H01553
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
谷口 綾子 筑波大学, システム情報系, 教授 (80422195)
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研究分担者 |
中原 慎二 神奈川県立保健福祉大学, ヘルスイノベーション研究科, 教授 (40265658)
藤原 章正 広島大学, 先進理工系科学研究科(国), 教授 (50181409)
Schmoecker J.D. 京都大学, 工学研究科, 准教授 (70467017)
中村 文彦 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (70217892)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | モビリティ・マネジメント / 発展途上国 / 交通行動変容 / 動機付け情報 / 交通すごろく / ゲーム理論 / 途上国 / 公共交通利用促進 / ASEAN / 交通計画 / コミュニティバス / 電動キックボード / ASEAN諸国 / フィージビリティ / インタビュー / 質的分析 / モビリティマネジメント / Feasibility / インタビュー調査 / 交通インフラ |
研究成果の概要 |
過度な自動車利用から持続可能な交通手段への自発的転換を促す交通施策,モビリティ・マネジメント(以下MM)は,ASEAN諸国では体系的に実施されていない.本研究では,ASEAN諸都市の市民の交通行動変容可能性を把握するとともに,有効な動機付け(なぜ,クルマ/バイクを控えなければならないかを理解してもらうための情報)を把握し,JICAと連携してASEAN諸都市におけるMM施策のガイドラインを構築した.さらにMM動機付けツールとして活用可能なゲーミフィケーション「交通すごろく」の開発と効果計測,戦略分析を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ASEAN諸国をはじめとする発展途上国では,鉄道やバス網など公共交通インフラが充分に整備される前に自動車・バイク化が進展しつつあり,環境負荷や社会経済的損失が増大することが懸念されている.一部の大都市では地下鉄やバスシステムなどを整備中であるが,自動車やバイクに慣れた市民を,どう公共交通利用に誘導するかが問われている.本研究では,交通マスタープラン策定や,公共交通インフラ整備のみならず,Mobility Managementを始めとしたソフト交通施策を発展途上国で体系的に推進するための基礎的な現状把握の手法を開発するとともに,MMのガイドラインを策定しており,その社会的意義は大きい.
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