研究課題/領域番号 |
18H01566
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22060:土木環境システム関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
吉村 千洋 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (10402091)
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研究分担者 |
森 伸介 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (80345389)
佐野 大輔 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (80550368)
クルニアワン ウィナルト 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (60719558)
日野出 洋文 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50165130)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | ナノカーボン / 吸着 / 光触媒 / 再生能力 / 水処理 / 自己再生能力 |
研究成果の概要 |
難分解性有機化合物や病原微生物の除去を目的として、ナノカーボン材料の簡易生成法の開発、またその金属触媒との複合材料の最適化および反応特性の解明を実施した。さらに、最適化した磁性カーボンナノチューブと酸化チタンの複合材料について、下水の二次処理水での除去特性を調べ、難分解性有機化合物および微生物の吸着・光触媒分解の解明とモデル化を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
帯磁性ナノカーボン材料の簡易製製法を示し、また、複合材料を水処理に最適化したことは、複合材料の利点を生かした反応器の設計に有効となる。また、天然溶存有機物が共存する系における複合材料表面での反応特性を、光触媒反応の阻害要因も含めてモデル化する手法を示した。そして、このような複合材料は太陽光照射下でも水処理が可能であり、また再生利用が可能であることから、本研究で得られた知見は今後の関連研究や水処理での活用が期待される。
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