研究課題/領域番号 |
18H01578
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
前田 匡樹 東北大学, 工学研究科, 教授 (30262413)
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研究分担者 |
西脇 智哉 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60400529)
アルワシャリ ハモードアハメドハモード 東北大学, 工学研究科, 助教 (90839177)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | RC造建築物 / 無補強組積造壁 / 耐震診断・耐震改修 / 開発途上国 / 無補強モルタル / 繊維補強モルタル |
研究成果の概要 |
経済成長に伴い拡大発展し高密度化する発展途上国における、都市の災害脆弱性の改善に貢献することを目的に、地震に対して脆弱でありながら、発展途上国において広く用いられる鉄筋コンクリート造建築物の後積みレンガ(Un-Reinforced Masonry, URM)壁を対象として、(1) 破壊メカニズムとその影響因子の明確化、(2) 耐震診断法の開発、(3) 現地の材料や施工レベルに適合する耐震補強工法の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で研究開発した後積みレンガ(Un-Reinforced Masonry, URM)壁の耐震診断法、フェローセメントを用いた耐震補強工法、及び、それらの技術マニュアルは、経済成長に伴い拡大発展し高密度化する発展途上国における既存建築物の耐震性能を改善する技術をエンジニアに普及させるものである。 耐震改修の必要な建物を効率的に絞り込み、低コスト・短工期での補強工事を可能としすることで、都市の災害脆弱性の改善・克服スピードアップさせることで、世界各国の減災に貢献することが期待できる。
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