研究課題/領域番号 |
18H01581
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中埜 良昭 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10212094)
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研究分担者 |
松川 和人 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (50709186)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 津波 / 漂流物 / 鉄筋コンクリート / 津波漂流物 / 衝突 / 軸耐力 / 崩壊 / 残存軸耐力 / 津波避難ビル |
研究成果の概要 |
2011年の震災以降,津波荷重評価や耐(対)津波性能評価に関する研究活動は増加傾向にあり,津波荷重評価に関する体系化が行われつつあるものの,津波漂流物の衝突に対する安全性の評価については,データや知見の蓄積がいまだ不十分な状況にあった。本研究では,津波漂流物衝突による架構崩壊への影響を評価し,それを未然に防ぐための設計・検討手法を,部材実験と架構実験を通して入手したデータに基づき提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,大規模津波が発生した際に生じうる,津波漂流船舶の建築物への衝突と,それによる建築物の崩壊に対する知見の蓄積が行われた。本研究で提案された,津波漂流船舶衝突に対する安全性検討手法は,柱の軸力保持能力評価にまだ課題を残すものの,将来の津波被害の低減を通して,安全な社会へ貢献するものと考えられる。
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