研究課題/領域番号 |
18H01600
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23020:建築環境および建築設備関連
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
倉渕 隆 東京理科大学, 工学部建築学科, 教授 (70178094)
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研究分担者 |
鳥海 吉弘 東京電機大学, 理工学部, 教授 (90649162)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | トレーサガス実験法 / 空気齢 / 動的定常濃度 / 循環系 / 開放系 / 漏気 / CFD / 空気齢測定 / トレーサガス実験 / 換気効率 / 高応答濃度測定 / 空気循環系 / 定常濃度分布 |
研究成果の概要 |
トレーサガス実験の空気齢測定について,実際に使用される居室への拡張を行うために,居室を模擬した空間での空気齢測定による循環系と開放系の対応を確認した。その後,空調機と空気清浄機が稼働する居室における定常濃度分布と空気齢分布の測定を試みた。完全混合に近い空間を対象とした実測が一様分布となることを踏まえ,空調機と空気清浄機それぞれが稼働する大空間での実測を実施した。CFDとの比較は,概ね対応は見られたことから空調機,空気清浄機が稼働する居室における空気齢測定が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで換気効率の評価は,外部との給排気のある開放系において,新鮮外気や汚染空気の挙動をトレーサガスで模擬して実施するものであった。これに対し,本研究ではビル用マルチエアコンや空気清浄機など,空気が装置を通過はするが外部との給排気がなく,室内を循環する系において空調空気の分配や処理前の汚染空気の滞留状況の把握に適用できる換気効率測定法の開発を目指すものであり,動的定常状態という濃度変化の状態を応用する。循環系を対象としたトレーサガス実験法の提案は国内外で例を見ないものであり,また循環部ソース単独発生の場合の動的定常濃度が空気齢に対応することから,空気齢の迅速測定法としての応用も期待される。
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