研究課題/領域番号 |
18H01606
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
佐久間 康富 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (30367023)
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研究分担者 |
山崎 義人 東洋大学, 国際学部, 教授 (60350427)
清野 隆 國學院大學, 研究開発推進機構, 准教授 (70598200)
野村 理恵 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (20599104)
遊佐 敏彦 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (10507875)
内平 隆之 兵庫県立大学, 地域創造機構, 教授 (70457125)
八木 健太郎 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (30352222)
田口 太郎 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (20367139)
平田 隆行 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (60362860)
青木 佳子 東京大学, 生産技術研究所, 博士研究員 (70815860)
柴田 祐 熊本県立大学, 環境共生学部, 教授 (90444562)
姫野 由香 大分大学, 理工学部, 准教授 (10325699)
藤原 ひとみ 有明工業高等専門学校, 創造工学科, 講師 (90648552)
岡田 知子 西日本工業大学, デザイン学部, 名誉教授 (30258503)
嵩 和雄 國學院大學, 研究開発推進機構, 准教授 (60528818)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 集落 / 住み継ぎ / 空き家 / なりわい / 少人数社会 / 集落居住 / 少人数社会システム |
研究成果の概要 |
本研究は、少人数の担い手を前提として、住まいやなりわいの場である集落を、いかに住み継がれることができるかを課題としている。多様な担い手によって、集落の居住を次世代へ継承しようとする営みを「住み継ぎ」と定義し、以下を明らかにした。 住み継ぎの要因は、継承されるものを具体化することが効果的であることを導いた。その手法について、第三者が介在すること、信頼を見える化することが効果的であることを明らかにした。地域内部に軸足をおいた地域内外の関係への政策的働きかけから、少人数でも地域が住み継がれる社会の展望が描かれる。これらを、『少人数で生き抜く地域をつくる』(学芸出版社、2023年3月)としてまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2014年からはじまった地方創生政策以降、各地域で人口増を目指す施策展開が目指され、移住を促すための都市住民の意向調査や移住者と地域住民に着目した研究が重ねられている。「住み継ぎ」という概念を手がかりに、必ずしも人口増ではない、少人数で地域社会を継承することを前提とし、継承されるものの具体化、第三者の介在、信頼の見える化といった研究で得られた知見によって、その社会的なシステム構築にむけた地域社会の展望を描いたところに本研究の意義がある。
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