研究課題/領域番号 |
18H01612
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 武庫川女子大学 (2019-2020, 2022) 武庫川女子大学短期大学部 (2018) |
研究代表者 |
鎌田 誠史 武庫川女子大学, 生活環境学部, 准教授 (70512557)
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研究分担者 |
山田 浩世 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 研究員 (00626046)
浦山 隆一 富山国際大学, 現代社会学部, 客員教授 (10460338)
陳 碧霞 琉球大学, 農学部, 准教授 (50606621)
渋谷 鎮明 中部大学, 国際関係学部, 教授 (60252748)
山本 正昭 沖縄県立芸術大学, 付置研究所, 研究員 (80789488)
山元 貴継 中部大学, 人文学部, 准教授 (90387639)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 南西諸島 / 集落空間 / 景観復元 / 沖縄 / 奄美大島 / 奄美 / 琉球弧 / 伝統的村落 / 琉球列島 / 伝統的集落 / 空間構成 / 普遍的原理 / 集落 |
研究成果の概要 |
九州の南側を出発点として台湾まで伸びる島嶼郡は「琉球弧(南西諸島)」と呼ばれ、かつて琉球王国の最大版図となっていた。しかしながら、琉球弧の伝統的村落の研究については従来、各地域で個別に追求されやすく、村落構造を統一的に比較・検討する実証的な調査研究アプローチに乏しかった。そこで本研究では、申請者らが沖縄本島・先島の伝統的村落の分析ですでに確立しつつある、統一手法による景観復元を用いた相対的な比較分析手法を広く琉球弧全域に適用することで、同地域の近代以降の著しい変容を経験する以前の伝統的村落空間の地域を越えた集住環境形成技術の普遍的な原理と、地域固有のエコロジカルな環境観の考究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで個別の専門学域と個別の地域ごとに進められがちであった研究を統合する、新たな村落研究の地平を切り開く研究となる。その成果をもとに琉球弧(南西諸島)の島々に適応する集落景観づくりのモデルを提案し、急速に失われつつある環境形成技術の固有価値をいかした集住環境再構築の実践に還元が期待できる。島嶼社会における自然環境にも対応した集住環境のダウンサイジング(コンパクトな空間活用)や、島嶼型減災に備える「リスクリダクション(危険低減)」、歴史的景観に配慮した景観形成への方途を提言するための基礎データベースを構築した。
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