研究課題/領域番号 |
18H01630
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24010:航空宇宙工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
小川 博之 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (60311172)
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研究分担者 |
長野 方星 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (10435810)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | 宇宙機熱制御 / ループヒートパイプ / 超小型衛星 / 高熱流束 / 多孔体 / 凝縮 |
研究成果の概要 |
宇宙機のミッションの高度化,知能化を見据え,高い熱流束,小型軽量,大きな熱変動対応を満足するため,マルチエバポレータ型ループヒートパイプを主流とする熱流体制御ネットワークのコンセプトを提案し,蒸発器の高熱流束化,凝縮器の素過程理解による基礎学術的成果を元に高性能マルチエバポレータ型ループヒートパイプの構築ならびに宇宙模擬環境での高い熱輸送特性,自律熱制御機能の実証に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
宇宙機ミッションの高度化,小型化に伴い熱制御要求が厳しくなりつつあり,従来のヒータとラジエータによる制御だけでは熱設計が成立しにくくなっていた。そのような状況に対して,本提案では自律機能を有する無電力熱輸送技術ならびにその知能的制御特性を実証できており,宇宙機熱制御の高度化に資する成果である。また本成果は宇宙環境のみならず民生機器の熱マネージメントにも応用できるため極めて意義が高い。
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