研究課題/領域番号 |
18H01636
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24020:船舶海洋工学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
西 佳樹 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (70470052)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 海洋環境 / 最適推定 / 流体構造連成 / 推定理論 / 深海開発 / 海流 / スパースモデリング / 海洋構造物 / データ同化 / 海洋開発 / 海洋資源 / 非線形振動 |
研究成果の概要 |
海の流れが鉛直方向の分布を推定するための新しい方法を創るための研究を行った。海の中で縦の方向に延びる長くて細い構造物を吊り下げ、その振動を計測し、それを基に構造物まわりの流速を推定する手法を構築した。流れにより細長い構造物が振動する現象を実験で再現しその特徴を明らかとした。振動の計測結果を用いて、振動を起こす要因である流れを推定するための理論をつくり、その流れの推定性能を調べ有望な結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海の流れがどちらの向きにどの程度の強さかを知ることは利点がある。第一に海で起きる現象の解明に繋がる。第二に海から資源やエネルギーを獲得する技術を設計する基礎情報となる。これまで、人工衛星により表層の流れを水平面上で広く観測することは可能であった。その反面、表層から深層に全水深にわたる鉛直方向の情報を得る技術は十分ではなかった。本研究で提案する方法により、流れの鉛直方向分布が把握できる様になる。
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