研究課題/領域番号 |
18H01647
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24020:船舶海洋工学関連
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
瑞慶覧 章朝 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (00601072)
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研究分担者 |
江原 由泰 東京都市大学, 理工学部, 教授 (40308028)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
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キーワード | 船舶排ガス / ブラックカーボン / 電気集じん / 静電気 / 放電プラズマ / 電気集塵 |
研究成果の概要 |
ディーゼル排ガス中のブラックカーボンの除去と省エネルギー化を目的として研究を行った.具体的には,大気塵,ディーゼル微粒子に対して実験を行い検討した.その結果,大気塵に対する検討では,処理風速2.5 m/sの条件において,電力をほぼ消費することなく,最大で72%の集塵率が得られた.この効果の要因として,粒子の自然帯電と粒子表面における高電界化現象が考えられた.ディーゼル排ガスを用いた実験では,処理風速が約4m/sの条件で,エネルギーをほとんど消費することなく,最大51%の集塵率を得ることに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大気中の浮遊粒子及びディーゼル排気微粒子を,エネルギーをほとんど消費することなく高電界のみで集塵できることを明らかにした点で,本研究成果の工学的意義は非常に大きい.また,消費エネルギーをほとんど消費することなく,大気塵を72%,ディーゼル排気微粒子を51%除去できたことは,CO2排出抑制,化石燃料の枯渇及び経済性の観点から社会的意義が極めて大きい.
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