研究課題/領域番号 |
18H01653
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
本間 裕大 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (40514055)
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研究分担者 |
大口 敬 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90281245)
鹿野島 秀行 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70450351)
渡部 大輔 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (30435771)
田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (90408724)
坂井 康一 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30512678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 代替燃料車 / 支援インフラ / 交通政策 / 最適配置 / 物流 |
研究成果の概要 |
近年,環境意識の高まりも後押しし,代替燃料車に対する注目が高まっている.普及に当っては支援インフラの充実度が重要である.そこで本研究では,移動空間の平面的特性を考慮した上で,適切なる代替燃料社会への未来像へ誘導するための,合理的な代替燃料車の交通政策のあり方について,複数の観点から数理的解析を試みた.結果として立ち寄り型補給は,往復型補給に比べ,予想されていたよりも遥かに施設のアクセシビリティとカバレッジを向上させることが明らかとなるなど,目指すべき社会像を具体的かつ簡潔に示すことに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
構築したモデルを,様々なパラメータ設定の下で比較を行った結果,立ち寄り型補給は,往復型補給に比べ,予想されていたよりも遥かに施設のアクセシビリティとカバレッジを向上させることが明らかとなった.すなわち,先行研究の分析結果は必要なインフラ施設数を過剰に見積もっている危険性がある.本分析は,想像よりも遥かに少ない施設数で都市の移動需要がカバーできることを意味しており,代替燃料社会への完全移行に向けたインフラ投資のハードルは決して高くないことが示唆される結果である.
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