研究課題/領域番号 |
18H01660
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
中川 二彦 岐阜大学, 高等研究院, 教授 (40530506)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 太陽光発電 / 蓄熱 / 蓄電 / 電動車 / バーチャルグリッド / カーボンニュートラル / 電力輸送 / V2H / エネルギーシステム / ゼロエミッション / 電動バス / 蓄電池電車 / スマートグリッド / 再生可能エネルギー / エネルギーマネジメント / 蓄電池 / 経済性 / 環境合理性 / レジリエンス / 社会システム / エネルギー収支 / 交通 / 統合化 / 電動車両 / 電気自動車 / 電車 |
研究成果の概要 |
電動車(EV)を用いて太陽光発電の電力を貯蔵・輸送し、最適に自己消費するバーチャルグリッド(VG)を提案し、その設計指針を得た。VGでは、EVは人とモノの輸送に加え、地理的かつ時系列的に変化する太陽光電力の発生と消費を、仮想グリッド内と間で相互に融通する。その結果は次の通り。VGではあらゆるタイプの電動車を利用でき、太陽光電力の発生から消費に至る損失が最も小さい。VGでは複数の電動車とその移動先との連携により、規模と効果が無限に拡大できる。VGでは熱と電力による蓄電装置と需給制御の統合化により、一般住宅や大学ではCO2排出量を経済的に80%以上削減できることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
太陽光発電の発生から消費に至る送電損失は、理論的に既存の商用系統よりも7~40%小さく、社会で必要な定置型蓄電池の総容量を大幅に削減できる。また、変圧器・送電線などの送電インフラやプロバイダーが不要なため、電動車が通行できれば、陸上のあらゆる場所への適用を低コストで拡大できる。本研究では、自家用電動車(EV)、路線バス、蓄電池電車(ローカル鉄道)、フォークリフトとその移動先との統合システムの効果を明らかにした、これら以外にも、産業機械(建設機械など)、電動倉庫、電動クレーン、農機具、タクシー、宅配トラック、船舶などその適用先は広く、その社会的意義は極めて大きい。
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