研究課題/領域番号 |
18H01764
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27010:移動現象および単位操作関連
|
研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
齋藤 泰洋 九州工業大学, 大学院工学研究院, 准教授 (50621033)
|
研究分担者 |
城田 農 弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (40423537)
松下 洋介 東北大学, 工学研究科, 准教授 (80431534)
青木 秀之 東北大学, 工学研究科, 教授 (40241533)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
|
キーワード | 微粒化 / 噴霧塗装 |
研究成果の概要 |
自動車の噴霧塗装における微粒化現象および付着現象を実験および数値解析により検討した.既存の解析手法を高度化し,非ニュートン性粘度モデルを導入した.単一の液滴を固体壁に衝突させた際,衝突直後は流体の種類によらずいずれの流体の挙動は同様であったが,液滴が広がった後の収縮の段階では非ニュートン流体の挙動はニュートン流体の場合とは異なった.液体と気体のクロスフロー現象の実験において,液体の粘度が液柱の分裂に影響を及ぼすことを示した.数値解析により液体の非ニュートン性が液柱の微粒化の促進,先端到達距離を増加させることおよび液体のスパン方向への広がりを増加させることに影響を及ぼすことを示唆した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動車の塗装プロセスを想定し,液体と気体のクロスフロー現象および液滴の固体壁への衝突を対象とした実験および数値シミュレーションを実施し,非ニュートン性流体およびニュートン流体との違いを検討した.これにより,比較的粘度が高い塗料の流動特性を明らかにし,より高度なプロセス開発への貢献が可能となった.
|