研究課題/領域番号 |
18H01774
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27020:反応工学およびプロセスシステム工学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
辻口 拓也 金沢大学, 機械工学系, 准教授 (10510894)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 多孔質電極 / 直接形燃料電池 / 気液2相流 / 物質輸送 / 直接型燃料電池 / 物質移動 / 気液2層流 / 気液2相流 |
研究成果の概要 |
本研究では、液体供給形エネルギーデバイスの多孔質電極内部における気液2相物質移動現象を解明し、当該分野(多孔質電極内部の気液2相物質移動現象)における学術基盤の樹立、および同デバイスの効率改善に向けた電極設計指針を提案することを目的として研究を行った。その結果、複雑な気液2相流が生じている直接ギ酸形燃料電池の多孔質電極内部での液体と気体の輸送現象を解明し、多孔質電極の設計指針を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
液体供給形エネルギー機器は、直接ギ酸形燃料電池やフローバッテリー、水電解システムなど、新たなエネルギーを有効に活用するために非常に重要なデバイスである。気液2相流に加えて濃度勾配が存在する複雑な気液物質輸送現象を実験的に明らかにし、これらの機器の効率改善につながり、かつ汎用的に用いることができる電極設計指針を得ることに成功しており、今後のこれらの機器のさらなる効率改善に大きく寄与する成果である。
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