研究課題/領域番号 |
18H01776
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27020:反応工学およびプロセスシステム工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
川尻 喜章 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20811087)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | プロセスモデリング / 逐次モンテカルロ法 / クロマトグラフィー / 吸着 / データサイエンス / ベイズ推定 / 反応分離 / 統計 / プロセス強化 / 化学工学 / モデリング |
研究成果の概要 |
化学工学におけるプロセス開発とプロセス強化を目的とした、データサイエンス手法を応用したモデリング手法の開発を行った。特に尤度テンパリングによる逐次モンテカルロ法を使い、並列計算が可能となるベイズ推定による不確実性定量化手法を開発した。更にはクロマトグラフィー分離プロセス、および反応分離クロマトグラフィープロセスの実験を実施し、その実験データに提案手法を適用することで実証例を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
化学産業におけるプロセス開発と、それを強化することを目的としたデータサイエンス手法を開発した。化学プロセスを設計し運転するためにはコンピュータによる予測が不可欠であるが、この予測に不可欠であるモデリングの手法を効率化し、計算時間を短縮する手法を開発した。提案手法は分離精製プロセスであるクロマトグラフィープロセスに適用され、実験を自ら行うことにより有効性を実証することに成功した。同手法は他の化学プロセスへの波及と展開が期待される。
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