研究課題/領域番号 |
18H01780
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
神谷 裕一 北海道大学, 地球環境科学研究院, 教授 (10374638)
|
研究分担者 |
大友 亮一 北海道大学, 地球環境科学研究院, 准教授 (10776462)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
|
キーワード | 地下水汚染 / 硝酸態窒素 / 担持ニッケル触媒 / 助触媒添加 / Zn添加効果 / 担持Ni触媒 / 反応速度論解析 / 汚染地下水浄化 / 硝酸イオン / 助触媒 / 亜鉛 / 水中硝酸イオン還元 / 担体効果 / 助触媒効果 / 地下水浄化 / ニッケル触媒 / ヒドロキシルアミン / 不動態膜 / 亜鉛添加 |
研究成果の概要 |
担持ニッケル触媒はたとえ短時間であっても空気に曝露されると触媒活性を失うため、触媒性能を最大に発揮させるためには水中硝酸イオン還元反応の反応系中からの空気の徹底的な排除を必要とした。水中硝酸イオン還元反応に対する担持ニッケル触媒の触媒性能は、ニッケルを担持する担体および助触媒の影響を強く受けた。アルミナを担体に用い、ニッケルに対して原子比0.04等量の亜鉛を添加した担持ニッケル触媒が、水中硝酸イオン還元反応に対して高い活性を示し、望ましくないアンモニアの生成を抑制することが見出された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
貴重な水資源である地下水の硝酸イオンによる汚染が日本を含め世界各地で問題になっている。本研究の成果は、汚染地下水を浄化する有望な技術の一つである触媒反応による水中硝酸イオン水素化分解に関するものであり、この反応に対して飲用に望ましくないアンモニアの生成を大きく抑制し、かつ安価な触媒を提供するための基盤技術を提供する。
|