研究課題/領域番号 |
18H01790
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
水垣 共雄 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (50314406)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | ナノ複合化触媒 / 金属ナノ粒子 / 金属酸化物ナノ結晶 / 資源有効利用反応 / バイオマス / バイオリファイナリ― / 炭素ー炭素結合切断 / 還元反応 / 酸化物ナノ結晶 / 資源有効利用型反応 |
研究成果の概要 |
金属ナノ粒子と金属酸化物ナノ結晶など活性サイトの複合化により、これらの協同効果を利用した高活性な液相分子変換触媒の開発を目指した。その結果、金属ナノ粒子と酸化物ナノ結晶との接合界面を最大限に利用するナノ複合化により、高活性が発現することを見出すとともに、各種分光法により活性サイトの構造と反応性の相関を明らかにした。資源有効利用反応への展開として、水素を用いないバイオマス由来の一級アルコールの炭素-炭素結合の切断反応や、糖類を含む各種不飽和結合の選択的水素化反応に温和な条件で高活性を示す新規固体触媒を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バイオマス由来化合物の有効利用に向けて、各種官能基変換反応に適用可能な高機能固体触媒の開発により、従来の固体触媒が適用できなかった温和な条件で高活性かつ高選択性を示す触媒反応を実現した。金属ナノ粒子と金属酸化物ナノ粒子複合化による協奏触媒機能発現という学術的成果のみならず、水素を用いない選択的な炭素-炭素結合切断、エネルギーコストのかからない生成物と触媒の簡便な分離など、省資源・省エネルギーなモノづくりプロセスの構築を通して、21世紀に求められる環境調和型社会の実現に向けて、触媒化学からのアプローチを提示することができた。
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