研究課題/領域番号 |
18H01793
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松永 行子 (津田行子) 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (00533663)
|
研究分担者 |
川辺 淳一 旭川医科大学, 医学部, 教授 (10400087)
長谷川 洋介 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30396783)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2018年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
|
キーワード | 血管新生 / ペリサイト / 流体シミュレーション / 三次元モデル / マイクロデバイス / 組織幹細胞 / 血管再生 / 3次元モデル / 毛細血管 / in vitroモデル / 周皮細胞 |
研究成果の概要 |
我が国では、高血圧、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病の増加にともない、心筋梗塞や脳卒中に加えて、閉塞性動脈硬化症やその重症型である重症下肢虚血の頻度が確実に増加すると予測されている。このため血管再生療法に期待が寄せられており、本研究では、多分化能をもつ毛細血管周皮幹細胞(CapSC)に着目し、In vitro三次元微小血管モデルで各種物理化学因子を変化させたときの、血管新生におけるCapSCの役割について各段階のバイオプロセス評価系を構築した。本研究成果は、組織幹細胞維持機構の解明と細胞移植による効率的血管再生療法への応用が期待される。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
In vitro三次元微小血管デバイスを用いることで、生体内ではブラックボックスであった各細胞、外的環境との相互作用を見える化することができる。ペリサイトとCapSCなど、細胞の種類を変えたときの血管新生過程を確認できるため、構成論的なアプローチで生体の現象を模擬できる手法は極めて斬新であり、適切かつ効率的な血管新生療法の提案に貢献できる。
|