研究課題
基盤研究(B)
超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)における分離挙動やSFEにおける溶解度の基礎的なデータを集積し,SFCにおける分離やSFEにおける抽出のメカニズムを理解することを目的として研究に取り組んだ.各種化合物におけるSFCの分離挙動データを取得し,分子記述子に関する情報を収載したデータベースおよび分離予測モデルを構築するとともに,SFCの分離メカニズムを解析した.また,SFE-SFC-フラクションコレクターを用いた新規溶解度測定システムを開発しSFEにおける溶解度データを取得するとともに,分子記述子に基づく化合物情報を格納したデータベースを構築し,SFEにおける溶解度予測モデルを構築した.
SFC,SFEについては,これまで高効率,高性能の抽出,分離技術であることからその有効利用が期待されてきたが,限られた用途で使用されているのが現状である.本研究おいて,超臨界流体,亜臨界流体,液体の混合状態における物質の溶解性,分離挙動に関する基礎知見を取得し理論構築がなされたことによってSFC,SFEが広い分野で活用されるようになり,さらにUC,UEによる新たな分離,抽出技術の創出が期待される.
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すべて 国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 3件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (42件) (うち国際学会 7件、 招待講演 29件) 図書 (5件) 産業財産権 (2件)
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