研究課題/領域番号 |
18H01801
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
細川 正人 早稲田大学, ナノ・ライフ創新研究機構, その他(招聘研究員) (60722981)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | シングルセル解析 / ゲノム / トランスクリプトーム / マイクロ流体デバイス / 1細胞解析 / 1細胞解析 / エピゲノム |
研究成果の概要 |
1細胞単位で遺伝子の発現を解析する技術が普及し、データ蓄積が飛躍的に進んでいる。このなかで、次世代の解析法として必要とされるのは、細胞の多様性を生む原因と結果を知るための多階層の情報を統合的に解析する技術である。本研究では、(1)1細胞単位でゲノム中の遺伝子変異を解析する技術や、(2)組織観察像から任意の微小領域を選択し、微小組織を採集して抽出した微量な核酸から遺伝子発現やゲノム配列を解析し、組織中の領域情報と統合的に分析する技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した技術を用いることで、微小な組織内に存在する細胞における遺伝子の発現や遺伝子の変異などを解析できるようになった。これにより、生体組織の特定の領域に存在する細胞の役割を理解するための情報を取得できるようになった。凍結した組織標本だけでなく、ホルマリン固定した組織標本にも対応した試料調製プロトコルを開発したため、今後は幅広い試料への適用が期待できる。また1細胞単位でのゲノム解析技術も検証しており、組織から1細胞単位まで求める解像度に応じた解析を実施する要素技術を確立した。
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