研究課題/領域番号 |
18H01849
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分28050:ナノマイクロシステム関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
木村 啓志 東海大学, マイクロ・ナノ研究開発センター, 教授 (40533625)
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研究分担者 |
小森 喜久夫 近畿大学, 工学部, 准教授 (60431813)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | マイクロ流体デバイス / Organ-on-a-chip / MPS / 生体模倣システム / 創薬 / 薬物動態 / 毒性試験 / 薬理・薬効 / ADME / Body-on-a-chip / マイクロ生理学モデル |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、in vivoとin vitroの乖離を補完するための高次in vitro系として、組織/臓器間相互作用による非線形的応答の再現とその現象の観測が可能な機能統合型Organs-on-a-chipを構築することである。本研究ではOrgans-on-a-chip技術によって生理学的臓器機能を向上させた複数の臓器モデルを生理学的パラメータにもとづいて結合することにより非線形的応答を再現するOrgans-on-a-chipの設計手法と、単一流体ネットワーク内における各臓器モデル動態のリアルタイム計測手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、Organ-on-a-chip技術によって生理学的臓器機能を向上させた複数の臓器モデルを生理学的パラメータにもとづいて結合することにより非線形的応答を再現するBody-on-a-chipの設計手法と、単一流体ネットワーク内における各臓器モデル動態のリアルタイム計測手法という、2つの学術的独自性の高い技術を開発した。本研究で開発されたOrgans-on-a-chipは、候補治療薬を投与することで治療効果のみではなく、他臓器への負担や副作用を同時に観測できるため、医療・創薬分野の発展に大きく寄与することができる。
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