研究課題/領域番号 |
18H01895
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分30020:光工学および光量子科学関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
伊藤 輝将 東京農工大学, 学内共同利用施設等, 特任准教授 (60783371)
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研究分担者 |
川岸 将彦 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (60323606)
三沢 和彦 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80251396)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 誘導ラマン散乱顕微鏡 / 非染色イメージング / 気体分子 / 小分子 / 位相変調 / コヒーレントラマン / 誘導ラマン散乱 / 顕微鏡 / イメージング / コヒーレントラマン散乱 / 麻酔薬 / 吸入麻酔薬 / スペクトルフォーカス / コヒーレントラマン顕微鏡 |
研究成果の概要 |
匂い分子や吸入麻酔薬などの小さな生理活性気体分子の生体内動態は、直接観測が困難であるために詳細はほとんど知られていない。本研究課題では気体分子の濃度分布を高感度かつ非染色で測定するコヒーレントラマン顕微鏡を開発し、細胞や組織の内部における気体分子の輸送、局在や代謝を追跡できる新しい解析手法を確立する。本手法を用いることで組織中に数mM(=mmol/L)の濃度で存在する小分子を直接測定することが可能となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で新たに提案された時間的に非対称な光パルスを用いた分子振動検出法は、超高速光学分野において全く新しい時間領域の光学設計に基づいており、それ自体に学術的価値がある。しかしそれ以上に、この手法によって生体組織中で検出できる分子濃度の限界を打破できたことは学術的にも実用的にも大きな価値がある。この新しい顕微鏡の解析手法は気体分子に限らず、多くの小分子薬剤、組織モデルに適用できるため、その恩恵は本研究課題でターゲットとした生命科学分野だけでなく、食品、化粧品、製薬分野などバイオメディカル分野に広く波及することが期待される。
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