研究課題/領域番号 |
18H01898
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分30020:光工学および光量子科学関連
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研究機関 | 徳島大学 (2019-2020) 横浜国立大学 (2018) |
研究代表者 |
吉井 一倫 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 特任准教授 (90582627)
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研究分担者 |
洪 鋒雷 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (10260217)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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キーワード | 超短パルスレーザー / 超短パルス発生 / アト秒科学 / 光周波数コム |
研究成果の概要 |
本研究では,我々の提案した新規の振幅・位相制御手法を用いてアト秒域のパルス幅を持つ任意電場波形を整形できる高出力な光ファンクションジェネレーター(Optical function generator: OFG)の開発を行った.その結果,パルス幅1.4 fsのフーリエ変換限界パルス幅を持つ超短パルス光列発生に成功した.また,パルス幅400 asの超短パルス光列の発生が可能であるOFGの主要装置を構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は光軸上にガラスを配置し光を空間的に分けることなく同軸上で物質分散(正分散)を加えることのみにより,アト秒域の光電場を生成できることである.この学術的意義は,本手法が分散補償の限界というパラダイムを打破できることである.これまで装置の複雑・高価さと限られた相互作用環境を理由にごく一部の研究グループでしか行われていなかったアト秒科学が他分野の多くの研究者にとって身近に広く展開されていくと期待される.
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