研究課題/領域番号 |
18H01901
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分30020:光工学および光量子科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
南川 丈夫 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 准教授 (10637193)
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研究分担者 |
浅原 彰文 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 助教 (00770091)
安井 武史 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 教授 (70314408)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 光コム / 光学顕微鏡 / バイオイメージング / 光学定数イメージング / 生体イメージング / 光学定数 / イメージング |
研究成果の概要 |
本研究では,極限的光源である光コムを利活用し,光強度と位相同時計測能を用いた新たな光学顕微鏡「光コム顕微鏡」を開発した.その結果,これまで実現困難であったサブマイクロメートルの分解能を有する3次元光学定数分布イメージングを実現した.また,生体イメージングへの応用も行い,3 次元光学定数分布に基づいた新たな無侵襲生体組織・細胞イメージング法の可能性を明らかにすることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光コムは,これまで超精密分光を中心に活用されてきた.本研究は,光コムの持つ別の視点の特徴(光強度・位相同時計測能)を活用可能性を示した.そのため,本研究は,従来の光コム分光学を学術的に深化させ,あるいは実用的な展開可能性を示した研究である.また,光コムは主に固体物理学を中心とした光物性への応用が主であったが,本研究により生体計測への展開可能性も示すことができ,光物理学から生物学への橋渡し研究としても意義がある.
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