研究課題/領域番号 |
18H01908
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分30020:光工学および光量子科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
林 伸一郎 国立研究開発法人情報通信研究機構, テラヘルツ研究センターテラヘルツ連携研究室, 主任研究員 (70360188)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2018年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | テラヘルツ光 / 非線形光学 / 波長変換 / テラヘルツ帯スペクトル計測 |
研究成果の概要 |
光ヘテロダイン(「テラヘルツ光」→「通信帯近赤外光」(可視化))検出による,リアルタイム可視化可能なテラヘルツ帯スペクトル測定システムの提案および構築を行った。周波数基準となり得る分子の吸収線に安定化可能な近赤外種光源を導入し,「テラヘルツ光」との波長変換のための基準となる「高確度近赤外光」の高輝度化を実現した。これらの成果を論文,国内/国際会議等において報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テラヘルツ光無線通信が不得意とする長距離伝送を,光通信波長帯に波長変換することにより光ファイバーネットワークを通じて実現するための基盤技術となり得る成果であり,変換後は不可視領域であるテラヘルツ帯を可視化することも容易である。加えて,既に発展した光制御技術に基づいたテラヘルツ光周波数制御手法に関する提案を行った。これらの成果は,テラヘルツ光を利用した広範囲にわたる領域,分子物理学など基礎科学の発展においても,無線通信・非破壊検査など工業利用においても重要な結果であると考えている。
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