研究課題/領域番号 |
18H01929
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分31020:地球資源工学およびエネルギー学関連
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研究機関 | 公益財団法人レーザー技術総合研究所 |
研究代表者 |
染川 智弘 公益財団法人レーザー技術総合研究所, レーザープロセス研究チーム, 上席研究員 (00508442)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | ライダー / ラマン分光 / 海中モニタリング / 環境影響評価 / 海底鉱物資源 / メタンハイドレート / CCS / 海底パイプライン / リモートセンシング / 海 / ラマンライダー |
研究成果の概要 |
日本が持つ広大な海底の有効利用が実施・計画されているが、開発に伴う環境影響評価を効率的に実施する手法の開発が求められており、レーザーを用いたリモートセンシング技術であるライダーを利用した海中モニタリング技術を開発している。水中にあるガスや油のラマン信号を指標として、水中物質の識別だけでなく、距離情報まで得られることを示し、水中ラマンライダーによる海中モニタリング実現に向けた成果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自動車の自動運転や安全技術にも利用されているライダーは、大気中での測距だけでなく物体識別なども可能であるが、その技術を水中モニタリングに応用し海底開発に伴う海中環境の影響評価を効率良く実施しようという試みである。海洋面積が広大な日本にとっては新たな海底開発への取り組みを支援する技術として社会的な意義がある。また、ラマン分光を利用した測定対象の識別能力も有する水中ラマンライダー技術は、測距しかなかった水中ライダーに新しい可能性を提案している。
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