研究課題/領域番号 |
18H02005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡本 行広 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (50503918)
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研究分担者 |
馬越 大 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (20311772)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | 脂質ナノ膜場 / 脂質ナノ膜場特性解析 / 機能創発 / 外部場 / 電気泳動 / 脂質ナノ膜場構築 / 分離 / 脂質ナノ膜場解析 / 脂質分離 / 相互作用 / リピドナノテクノロジー |
研究成果の概要 |
脂質膜は厚さ5nm程度であるが,その特性は多岐にわたる.そこで,各種脂質膜(球状:リポソーム,平板上:バイセル,平面膜)の膜特性を分光法(蛍光,紫外可視,ラマン),各種顕微鏡(原子間力顕微鏡, 蛍光顕微鏡),動的光散乱法などを用いて明らかとした.そして,この特性解析に基づき,脂質平面膜での電気泳動法の原理を解明するための検討を実施し,脂質膜を用いた電気泳動法が分離法として有用であることを実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞膜は優れた機能を発揮していることが明らかになりつつある.しかし,多くが機能に注目した研究に終始している。しかし,この優れた機能を人為的に再現する際には,分子自体の情報に加えて,その機能を発揮するために必要な脂質膜の特性の理解も必須である.今回の研究では,分光(紫外可視,蛍光,ラマン)解析,粒子径解析などの種々の分析方法を使用し,脂質膜(リポソーム,バイセル,平面状二分子膜)の特性を明らかにし,脂質膜との相互作用力に関して二次微分法を駆使して明らかとした.そして,これらの脂質膜の特性に基づき,脂質膜中での電気泳動の原理を解明したことで,優れた分離法の開発につながると考えている.
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