研究課題/領域番号 |
18H02039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分35020:高分子材料関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
川月 喜弘 兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (60271201)
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研究分担者 |
近藤 瑞穂 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (70447564)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 光配向 / 高分子液晶 / 偏光 / 複屈折フィルム / 偏光発光 / 偏光蛍光 / 光反応性高分子 / ホログラフィー / 位相差フィルム / 液晶高分子 / 自己組織化 / 偏光光反応 / 光機能高分子 / 光渦 / 光機能 / 光科学 / 機能性フィルム / 界面 |
研究成果の概要 |
ポリマーフィルム中やポリマーと機能性モノマー界面での相互作用や、その場反応を利用して光配向性基を選択的に導入することにより精緻な配向パターン形成を実施した。インクジェットを用いたその場反応の際にポリマーの界面エネルギーを制御することでより精緻な配向が得られることを見出した。また配向後の配向しているメソゲンの分解と異種分子の再結合による複屈折率制御、耐熱性向上、また偏光蛍光発光などを実現した。さらにその効率を向上すべくメソゲンとメソゲン末端に光反応基を有する光配向性高分子を合成し、分解後の廃坑を抑えることで効率的な分子入れ替えに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光配向はクリーンでかつ機械的な履歴がなく、かつ配向のパターン化が可能な分子配向制御の技術として優れている。本研究成果は、分子配向を光配向とその場での分子入れ替えにより高度な機能性を付与する技術として有用である。特に末端置換基の入れ替えによる機能化、高度化は複屈折フィルムの高性能化や偏光発光フィルムとしての応用に向け実学的にも意義がある。
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