研究課題/領域番号 |
18H02058
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分36010:無機物質および無機材料化学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
定金 正洋 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (10342792)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | ポリオキソメタレート / Preyssler / リンタングステート / 分子性酸化物 / 機能性材料 / Preyssler型 / 触媒 / 染色剤 |
研究成果の概要 |
Preyssler型と呼ばれるリン(P)とタングステン(W)の酸化物分子([P5W30O110M(n+)](15-n)-, Mは内包金属)の、骨格元素および内包金属の種類を変えた新規化合物の合成と、触媒活性、伝導性およびウイルス染色能力を持つ新しいPreyssler化合物を合成することを目的に研究を行い。以下の研究成果を上げました。1)分子内外のイオンを移動させる固体加熱法を見出し、新規化合物の合成に成功。2)簡便に高収率で目的化合物が得られる新規方法の開発。3)得られた化合物が酸触媒、プロトン伝導材料、メモリ材料として応用可能。4)リンタングステン酸を担持できる新しい高分子を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リンとタングステンという元素を含む新しい酸化物分子の合成方法を見出しました。得られた新しい化合物は様々な分析手法で確認しました。また、得られた新しい化合物が、触媒材料、プロトン伝導材料およびメモリー材料として優れた性質を示すことも見出しました。これらの成果は、これまでに知られていなかった新しい材料を発見するのみならず、社会の役に立つ材料の開発に役立ちます。
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