研究課題/領域番号 |
18H02059
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分36010:無機物質および無機材料化学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
森賀 俊広 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (90239640)
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研究分担者 |
中村 浩一 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (20284317)
大石 昌嗣 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (30593587)
村井 啓一郎 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (60335784)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 酸窒化物 / 電気陰性度 / 結合性 / 光触媒 / 蛍光体 / 電極材料 / フォトニック結晶 / フォトニックバンドギャップ / 基礎吸収端 / ブルー端 / レッド端 / 金属酸窒化物 / Liイオン二次電池 / 負極材料 / 化学量論 / 非化学量論性 / 非化学量論 |
研究成果の概要 |
本研究では,ワイドバンドギャップ複金属(酸)窒化物であるCaAlSiN3:Eu2+系蛍光体,Ta3N5系光触媒や岩塩型LiTi2(O,N)4系リチウムイオン2次電池用負極材料など,既存の材料の持つ機能性を越えるポテンシャルを有する材料について,化学量論の枠に拘らずO/N比やカチオン対アニオン(酸化物イオン+窒化物イオン)比を変化させてそれぞれの最適な機能性を取り得る条件を明らかにし,更にフォトニック結晶のような可視光線の波長程度の構造周期性を持たせることにより,現状要求されている機能性を凌駕することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球上に最もありふれた形態で存在する金属酸化物を構成する酸化物イオンの一部、あるいは全部を窒化物イオンを置き換えることにより、酸化物を凌駕する機能性を付与することが知られている。ところが、その(酸)窒化物の機能性を得るためには酸化物材料の代わりとして使用する際には、酸化物材料では必要なかった工夫をする必要があることがわかってきた。この研究ではその工夫を如何にするべきなのかを明らかにした。将来、酸窒化物材料を世の中に製品として出すに当たり、その足がかりとなる研究成果であると考える。
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