研究課題/領域番号 |
18H02078
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分36020:エネルギー関連化学
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研究機関 | 東京大学 (2020) 国立研究開発法人物質・材料研究機構 (2018-2019) |
研究代表者 |
韓 礼元 東京大学, 教養学部, 特任教授 (20531172)
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研究分担者 |
中崎 城太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任准教授 (10444100)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 太陽電池 / ペロブスカイト / スズ / 結晶成長 / ヘテロ構造 / ペロブスカイト太陽電池 / 計測 / イオン移動 / 光物性 / 発電メカニズム |
研究成果の概要 |
次世代太陽電池として大きな注目を集めているペロブスカイト太陽電池は正式構造と逆型構造の2つの構造がある。逆型構造は高い耐久性を有するが、変換効率が正式構造より低い。本研究では、逆型構造ペロブスカイト太陽電池を用い、光学シミュレーション、電気的分析などの種々の測定法を用いて、ペロブスカイト太陽電池における光学性能、ペロブスカイト結晶性、欠陥密度およびキャリア輸送特性などの理解・解明を行う。その知見をベースに、デバイス物性の理解を深め、高効率化への影響因子の解明により、逆型ペロブスカイト太陽電池の変換効率の向上を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境、エネルギー問題を解決するため、グリーンエネルギーである太陽電池に対する期待が大きい。現在シリコン太陽電池は実用されているが、発電コストはまた家庭用電力料金のより高い。太陽電池を飛躍的に普及させるには、採算が取れる自立した産業になることが不可欠である。そのため、より高効率、低コストのペロブスカイト太陽電池が市場から求められている。本研究では、ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指して、ペロブスカイト太陽電池のメカニズムの解明により変換効率と耐久性の向上を図る。
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