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行動する動機(=意欲)の形成・維持機構の解明と食品によるその調節の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 18H02156
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分38050:食品科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

井上 和生  京都大学, 農学研究科, 教授 (80213148)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
キーワード疲労 / 動機 / 持久運動能力 / 自発行動 / 自発運動 / 中鎖脂肪酸 / カフェイン
研究成果の概要

実験動物での行動を評価する方法を改善し、行動する意欲が減退した疲労、逆に意欲が高く自発的な行動が増加した状態を評価する方法を開発した。光遺伝学的手法により、脳報酬系の活動を光によって調節しうる遺伝子組換えマウスを用い、運動する動機の形成に果たす役割を示唆した。マウスで持久運動能力と自発運動量の増大をもたらす飼料から、その作用機構により、運動能力を高めるものと、運動する動機の形成・維持に寄与するものがあることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

疲労に抗して行動を行うためには、脳報酬系の活動の亢進が有効であることを示した。そのような機能を持つ薬物はしばしば中毒性を持つため、習慣性が生じる恐れがない食品でその機能が代替できるものが求められる。本研究では、実験動物の行動する意欲を指標に検討を行い、カフェインや中鎖脂肪酸に加え、幾つかの香気成分で動機を高める作用が得られることを示した。エネルギー代謝の効率化に加え、行動する意欲を高めることが抗疲労・疲労回復機能につながることが示唆された。

報告書

(4件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Low-fat diet, and medium-fat diets containing coconut oil and soybean oil exert different metabolic effects in untrained and treadmill-trained mice2018

    • 著者名/発表者名
      Manio Mark Christian、Matsumura Shigenobu、Inoue Kazuo
    • 雑誌名

      Journal of the International Society of Sports Nutrition

      巻: 15 号: 1 ページ: 1-16

    • DOI

      10.1186/s12970-018-0234-y

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 中枢性疲労を軽減する食品成分の探索2018

    • 著者名/発表者名
      志村 広樹、井上 和生
    • 学会等名
      日本農芸化学会2018年度大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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