研究課題/領域番号 |
18H02190
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分39020:作物生産科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
熊谷 悦史 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業環境研究部門, 主任研究員 (80583442)
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研究分担者 |
小木曽 映里 独立行政法人国立科学博物館, 分子生物多様性研究資料センター, 特定非常勤研究員 (00646929)
長谷川 利拡 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業環境研究部門, 研究領域長 (10228455)
屋比久 貴之 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター, 研究員 (20824270)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 分光反射率 / リモートセンシング / 機械学習 / ダイズ / ハイスループットフェノタイピング / 環境計測 / 遺伝解析 |
研究成果の概要 |
この研究では、日本のダイズ収量停滞と品種改良の問題に対処するため、効率的な形質評価法と遺伝子情報の活用を目指した。日本と米国のダイズ品種を比較し、日本品種の収量と個葉光合成能力の低さを明らかにした。さらに、地上部重、葉面積指数や個葉光合成能力などを対象にした非破壊で高速な形質評価法を開発しました。この評価法を用いると、個葉光合成能力は関連する既知の遺伝子領域にマッピングされ、形質評価法の有用性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究成果は、日本のダイズ品種改良において極めて重要な意義を持つ。従来の形質評価には時間と労力がかかり、破壊的な手法が必要であった。しかし、この研究では効率的な形質評価法を開発した。さらに、遺伝子情報の活用により、日本品種の収量性向上や光合成能力の向上に寄与することが期待できた。これにより、農業生産性の向上や食糧自給率の向上に繋がる。また、研究成果は科学界においても注目され、分光反射リモートセンシングと機械学習による形質評価手法の新規開発など、重要な知見が得られた。
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