研究課題/領域番号 |
18H02253
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40020:木質科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
高橋 憲司 金沢大学, 生命理工学系, 教授 (00216714)
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研究分担者 |
廣瀬 大祐 金沢大学, 物質化学系, 助教 (60806686)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | イオン液体 / バイオマス / 連続変換プロセス / 二軸混練 / セルロース / 二軸混錬 |
研究成果の概要 |
バイオマス資源の活用を目的に、イオン液体を触媒かつ溶媒として用いたリグノセルロース類の樹脂化手法の開発とそれらの二軸混練機を用いたフロー反応への転換について研究を行った。分子変換におけるイオン液体の効果の詳細を明らかにし、リグノセルロース類の直接変換が可能となった。さらに、天然試薬のみを消費する環境負荷の低い新たなバイオマス変換法を開発し、二軸混練機を用いたフロー反応にも適用できることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、有限かつ環境に悪影響を与える化石資源から天然バイオマス資源への転換が求められている。本研究はバイオマスプラスチックを安価かつ簡便に合成する手法に関するものである。有機化学および化学工学の両面からのアプローチにより、天然バイオマス資源から直接かつ連続的にバイオマスプラスチックを合成することが可能となった。これらの成果としてバイオマスプラスチック合成において、環境影響を示す指標の一つであるE-ファクター値を大幅に改善することに成功した。
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