研究課題/領域番号 |
18H02304
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
黒木 信一郎 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (00420505)
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研究分担者 |
伊藤 博通 神戸大学, 農学研究科, 教授 (00258063)
中野 浩平 岐阜大学, 大学院連合農学研究科, 教授 (20303513)
福島 崇志 三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (00452227)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | 過酸化水素 / ハイパースペクトル画像 / 酸化ストレスマーカー / 膜破断時張力 / 細胞膜機能劣化 / タイムラプスハイパースペクトル / 膜張力 / 鮮度 / プロトプラスト / 単離工程 / 浸透圧非応答体積 / モーション顕微鏡 / 活性酸素 |
研究成果の概要 |
葉肉細胞の浸透圧応答の観察によって、細胞膜の力学的および水輸送物性に、プロトプラスト単離条件そのものが与える影響を明らかにすると共に、単離操作がもたらす効果が貯蔵条件によって異なることをも活用した鮮度評価を提案した。また、従来の破壊的測定法で課題となっていたH2O2濃度測定の不確実性を克服すると共に、当該手法によって取得可能となったH2O2濃度をハイパースペクトル画像から非破壊的に推定する計測手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プロトプラスト単離操作の影響を踏まえた上での膜物性評価法が確立された。また、酸化ストレスマーカーの空間分布とその時間変化のモニタリング技術が開発された。当該技術は、フードサプライチェーンの過程において、生産者の栽培管理能力や流通業者の品質管理能力の評価、あるいは日持ち性の高い品種選抜などに応用可能であり、産物の高品質化や収穫後のロスと廃棄の低減にも寄与することが期待される。
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