研究課題/領域番号 |
18H02312
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41050:環境農学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
真常 仁志 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (70359826)
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研究分担者 |
田中 樹 摂南大学, 農学部, 教授 (10231408)
原田 英典 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (40512835)
岡本 侑樹 京都大学, 地球環境学堂, 特定助教 (00635500)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 土壌肥沃度管理 / 半乾燥熱帯アフリカ / 屎尿利用 / し尿分離型トイレ / 半乾燥熱帯 / マラウイ / 有機物施用 / し尿分離トイレ / エコサントイレ |
研究成果の概要 |
これまで屎尿を農業利用してこなかったマラウイ国の農民ではあるが、化学肥料が高騰する中、農民のニーズは高く、限られた労働力で土地生産性を改善する方策となりうることがわかった。また、労働負荷の小さい土壌保全技術と組み合わせれば、施用した養分を系外に流出させず、持続的に利用する仕組みの構築が可能であることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高価な化学肥料の購入が難しい途上国の農民にとって、自前で養分が確保できる屎尿に対するニーズが高いこと、そのニーズに後押しされる形で、屎尿利用に対する生理的嫌悪感は克服可能であることがわかった。また、人口増加が進む途上国であっても、農村では出稼ぎ等の理由で労働力の不足が顕在化しており、労働力を節約できる技術に対するニーズが高いこともわかった。 これらの事実から、労働力をセーブしつつ、生産性を上げることができる屎尿利用が、今後有望な技術であることを実証できた。
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