研究課題/領域番号 |
18H02373
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43010:分子生物学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
Carlton Peter 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20571813)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 減数分裂 / 線虫 / 染色体 / シナプトネマ複合体 / 蛍光顕微鏡 / 染色体ダイナミクス / 超解像度顕微鏡 / 定量的画像解析 |
研究成果の概要 |
私たちは、線虫の染色体上、交叉の配置から正しい染色体の分配までの経路に働く重要なメカニズムを明らかにしました。シナプトネマ複合体のタンパク質SYP-1とHORMAドメインタンパク質HIM-3は、交叉が非対称に配置されることによって生じる2つのドメインのうち、短い方に特異的にリン酸化を受け、このリン酸化が染色体分離を促進する因子を集めることを明らかにした。 さらに、このリン酸化が短腕への局在が、交叉の数に依存し、交叉が3つ以下の場合には短腕ではなく染色体の全長に局在することを明らかにした。この結果は、グローバルなフィードバック機構が、染色体タンパク質の分配の非対称な局在を促進することを示唆する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Since chromosome segregation in meiosis is critical for fertility and correct development, our work leads to further insight about the possible causes of failure in human meiosis, which is responsible for a significant portion of both infertility and developmental atypicalities in humans.
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