研究課題
基盤研究(B)
ショウジョウバエ由来PIWIタンパク質Piwiの結晶構造を決定し、PiwiがpiRNAと結合して生殖細胞を保護する分子基盤を明らかにした。さらに、様々な細菌に由来するCas9およびCas12の立体構造を解明し、CRISPR-Cas酵素の多様な作動機構の理解に貢献するとともに新たなゲノム編集技術の開発基盤を確立した。
原核生物のCRISPR-Cas獲得免疫機構および真核生物のRNAサイレンシング機構にかかわるRNA依存性ヌクレアーゼ複合体の構造機能解析を推進し、その多様な作動機構の一端を明らかにした。その結果、原核生物および真核生物のもつRNA依存性ヌクレアーゼの類似点および相違点が明らかになった。さらに、本研究の成果はゲノム編集やRNA干渉といった応用技術の開発基盤となることが期待される。
すべて 2020 2019 2018 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
Nature Communications
巻: 11 号: 1 ページ: 858-858
10.1038/s41467-020-14687-1
巻: 10 号: 1 ページ: 1968-1968
10.1038/s41467-019-09741-6
Nature Plants
巻: 5 号: 1 ページ: 14-17
10.1038/s41477-018-0321-8
Science
巻: 363 号: 363 ページ: 1-7
10.1126/science.aav0080
巻: 9 号: 1 ページ: 4424-4424
10.1038/s41467-018-06922-7
巻: 361 号: 6408 ページ: 1259-1262
10.1126/science.aas9129
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2018/6021/