研究課題/領域番号 |
18H02425
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43050:ゲノム生物学関連
|
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
Wu Yibo 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, 上級研究員 (50811618)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
|
キーワード | Proteomics / White adipose tissue / Obesity / Ligand-receptor pairs / Lipid metabolism / Adipose tissue cells / Autocrine / proteomics / obesity / immune cells / adipocytes / inflammation / Adipose tissue / FACS-sorted cells / Inflammation / adipose immune cells / aging / mitochondrial function |
研究成果の概要 |
今回の科研費課題では、マウスの白色脂肪組織(WAT)サンプルにプロテオミクス解析を適用し、BXD加齢コロニーに属する53のマウス系統の180のWATサンプルから、4727のタンパク質の定量化マップを作成することで、加齢に伴う肥満や代謝機能障害のバイオマーカー候補を特定した。さらに、高脂肪食と対照食を与えたマウスのWATの特定の細胞タイプに解析を拡大した結果、マクロファージの脂質代謝を制御する候補遺伝子、食餌誘発性肥満において有意に変化する細胞内リガンド・受容体ペア等を同定した。今回の結果は、脂肪組織の細胞間コミュニケーションを介した肥満の根本的なメカニズムを示す新たな証拠になると考えている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We have generated a comprehensive dataset that could be informative for those who study adipose tissue function and metabolic disease. We found genes that were significantly regulated by high-fat diet and could regulate lipid metabolism. These genes could be potential drug targets to treat obesity.
|