研究課題/領域番号 |
18H02452
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44020:発生生物学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
Sheng Guojun 熊本大学, 国際先端医学研究機構, 特別招聘教授 (20399439)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | mesothelium / chicken / chorion / allantois / EMT / cancer / chorioallantoic membrane / mesoderm / chorioallantois / chiken / Mesothelium / Chorion / Allantois / Placenta / Chicken |
研究成果の概要 |
鳥類の漿尿膜は、外界とのガス交換を通して胚発生期の肺機能を担い、哺乳類胎盤の進化的起源でもある。本研究では、鳥類漿尿膜の初期発生段階である漿膜と尿膜の融合に着目した。初期融合は約6時間(E3.75-4.0)のうちに進展することを見いだし、細胞組織解析、転写産物発現解析、組織移植によるキメラ解析、CRISPR転写活性調節などから初期融合を解析した。尿膜と漿膜双方の中皮EMTが融合に関与すること、尿膜中皮EMTは能動的かつ漿膜中皮EMTは受動的に起こること、EMT転写因子が漿尿膜融合中皮EMTに関与することなどを明らかにした。また、漿尿膜融合中皮EMTはpartial-EMTであると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This research has offered us better understanding of an important developmental process called "chorioallantoic fusion", the evolutionary precursor for mammalian placenta. Many pregnancy diseases are due to placental defects, of which this project helped us gain a better mechanistic understanding.
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