研究課題/領域番号 |
18H02475
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44040:形態および構造関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
広野 雅文 法政大学, 生命科学部, 教授 (10212177)
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研究分担者 |
曽和 義幸 法政大学, 生命科学部, 教授 (10519440)
西川 正俊 法政大学, 生命科学部, 准教授 (30444516)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 中心子 / カートホイール / トリプレット微小管 / ダブレット微小管 / 繊毛軸糸 / 周辺微小管 / クラミドモナス / 基底小体 / 超解像蛍光顕微鏡 / 微小管 / 超解像顕微鏡 |
研究成果の概要 |
繊毛とその形成基部である基底小体は9本の微小管を基本とする構造をもつ。この構造パターンの機能的意義を探るため、クラミドモナスの遺伝子改変と遺伝学的な手法を用いて、微小管数の異常な繊毛の運動性を解析した。その過程で、微小管数の決定機構について、中心的役割をになうタンパク質の同定に成功し、さらに、微小管が10本の繊毛はほとんど運動性を示さないことを強く示唆する結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
9本の微小管からなる繊毛・基底小体の構造は、ほとんどの真核生物に共通する普遍的構造パターンである。この構造の構築機構は細胞生物学分野において大きな謎であったが、本研究によってその理解を大きく進めることができた。さらに、微小管の数が9本とは異なる繊毛の運動性についてはこれまでまったく知られていなかったが、10本微小管の繊毛の運動性について初めて知見を得ることができた。
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